目的意識

連続だけどまたペルー宅のお話。
今日は明後日に控えた面接テストの練習。
まず、ボランティアさんに訳してもらったという入学の志望理由を読ませてもらってビックリ!
日本の中学生のどこにあれほど目的意識をしっかり持った生徒がいるだろうか。
内容にはここでは触れられないが、本当に見事だった。
自分の長所と短所をしっかり見据えた自己PR文。
将来像をしっかりと描き、それに向かうための過程としての高校生活をしっかりと考えている。
自分の中学生の頃を考えるとほんと、頭の下がる思いだった。
しかも、あまりの驚きに褒めちぎっていると、妹がどんなすごいことが書いてあるのと顔を出してきた。
許可を取って読ませてみると、別段驚いたふうでもない。
来年にはあなたもこういうのをかかなくてはならないのよというと、いともあっさり「うん、書けるよ」という。
強がりやはったりと言った感じではなく、素直に。
彼らは何のために学校に行き、何のために日々を生きているのかをきちんと考えている。
自分の将来を見据えてそれに向かうしっかりとした目的意識を持っている。
日本人にはとても少ない自主性というやつだ。
稀に外国の生徒に触れることがあるが、彼らには大抵自主性というものが備わっている。
一体どういう教育が幼いうちからあれほどの自主性を育てるのか。
彼らの親の(国のか?)教育理念を聞いてみたい。
やはりスペイン語勉強するか?自分よ。