昨夜

久しぶりに旦那とふたりで将棋をしようということになった。
でも、囲碁ならいくつか置石をしてもらうことでそれなりに勝負になるが、
将棋はどれだけ駒を落としても話にならないくらい私が弱い。
そこで適当に考えたルールで遊ぶことになった。
私 「ねえ、私は旦那の歩を全部取ったらいいってことにしない?」
旦那「んじゃ、オレは麗の王さんだけ取ればいいの?」
私 「ん〜、それじゃすぐ取られちゃうよぉ。旦那は私の歩以外の駒を全部取るの」
旦那「(しばし考えて)うん、いいよ(にっこり)」


旦那は私をぼろくそに打ち負かすのが趣味だ。
だから、このにっこりを怪しいと思わなければいけなかった(>_<)


(順調に進む将棋。20分ほどして)
私 「あはっ。あとひとつだ♪(この時点で私の歩以外の駒は5個くらいある)」
旦那「え? オレが取った歩もつかっていいんでしょ?」
私 「え? んー、まあいいよ。その代わり歩も成ったら取らなくていいでしょ?」
旦那「うん、いいよ^^」


この気前のよさにもおかしいと気付くべきだったのだ(>_<)


(そして7分後)
私 「あと2つのなのにぃ〜」
旦那「あはははは。オレあとひとつ♪」
私 「みゅぅぅぅ(T-T)」
旦那「ぎゃははははは。ほら、取った♪」
私 「まだあるもん!(ちょっとずるいけど手持ちの銀を置く)」
旦那「ずるいなぁ。まあ、いいよ。でも、こうして積み♪(手持ちの歩以外の駒を嬉しそうに置く)」
私 「うぅぅ。なんか違う! これおかしいよぉ(>_<)」
旦那「ぎゃははははは。あははははは。ひぃひぃ(涙流してお腹抱えて転げまわって笑う旦那)」
私 「このルールって私すごい不利じゃん(>_<)」
旦那「あはははははは! 麗のところには歩ばっかり。オレのところには強い駒いっぱぃあはははは(お腹抱えて笑い転げる)」
私 「ずるいぃぃ! 私が不利なのわかっててこのルールOKしたんでしょ! ずるいよ(>_<) 私が歩9つ取った時点で私の勝ちじゃん! 旦那はずるいー(>_<)」
旦那「あははははは。わかったわかった。麗の勝ちでいいよ(爆笑)」
私 「勝ちでいいよじゃなぁぁい。勝ちだもん! 負けましたって言え〜」
旦那「ぎゃはははははははは。負けましたよ〜(爆笑)」
私 「(>_<)ジタバタ」


そう、旦那は私をやり込めるのが趣味だ。究極の負けず嫌いだ。
旦那の不利なルールでOKが出るわけがないのだ(>_<)
あぁ、悔しいぃぃぃ(>_<)